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オンワードスカイラークスニュース

JAPAN劇的逆転勝利! 冨澤選手MVP獲得!


7月13日東京ドームで開催されたJAPAN-USA BOWLはUSAが先行し、JAPANが追いかける展開となりましたが
第4クォーター残り1分34秒でQB#13冨澤(オンワードスカイラークス)から#19水口(オービック)への25ヤード
パスで逆転に成功し見事勝利を勝ち取りました。
QB冨澤は37回投げ22回成功254ydsを獲得し見事MVPに選ばれました。



TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
JAPAN 0 13 0 7 20
USA 0 10 6 0 16



チーム 時間 PLAY PLAYERS ヤード PAT PLAYER G/NG
USA 2 2:20 Pass #5 Kapanui →
#2 Shelton
27 KICK #14Villaflor G
JAPAN 2 4:21 Pass #13冨澤→
#87板井
14 KICK #10山口 G
USA 2 6:13 FG #14 Villaflor 27      
JAPAN 2 8:35 Pass #13冨澤→
#83清水
16 KICK #10山口 NG
USA 3 7:49 Run #22 West 4 KICK #14Villaflor NG
JAPAN 4 10:26 Pass #13冨澤→
#19水口
25 KICK #10山口 G



チーム名 JAPAN USA
ファーストダウン 21 14
パス 試投ー成功ーインターセプトー距離 37-22-0-254yds 27-17-0-178yds
ラン (回数-獲得Yds) 17-115yds 28-91yds
攻撃 (回数-獲得Yds) 54-115yds 55-269yds
反則 (回数-喪失Yds) 6-34yds 5-25yds
ファンブル (回数-喪失) 0-0 2-0
フィールドゴール (回数-成功) 2-0 2-1


ベストイレブンとして入場する冨澤選手 NFLELより凱旋した合田選手


鉄壁のパスプロを誇る関野選手 ご存知井本選手、ビッグゲームにはめっぽう強い


選手入場を見守る市瀬コーチ 山上マネジャーも選手の士気を鼓舞する


JAPANに鋭い視線を向けるUSA HAWAIIの選手 在日米軍によるキックオフセレモニー


コイントスに臨むJAPANキャプテン 冨澤のスムースなプレイは春のブランクを感じない
ファーストプレイから10ydパ成功で好調の予感


ハワイにまったく力負けしないJAPAN攻撃ライン
左から関野、合田、星谷、木村
第一シリーズは敵陣41ydsまで攻め込むが惜しくも
パントしかしライン戦では負けていない。
アサイメントを確認する、市瀬コーチと攻撃ライン


ディフェンスも堅い守りを見せ、3&アウトに押さえる RB石野(松下)のランでロングゲイン


最初の得点チャンスだが惜しくも48ydsFG失敗 OSチアもジャパンの強さにヒートアップ


ハワイのミドルスクリーンで先制されるも好キック
オフリターンで反撃開始。ブロックする矢部選手
サイズ・パワー・テクニックともハワイに一歩も譲らない
#65合田選手、#67関野選手


#7井本選手がパスコースを走る。
ビッグプレーが期待される
自陣38ydsからの攻撃でリバース、パスで前進し
最後はブーツレッグパスから#87板井選手(鹿島)へTDを
決め7対7の同点に追いつきサイドラインへ戻る冨澤選手


ハワイはユタ大学出身の#2シェルトンキックオフ
リターンでJAPAN20ヤードまで進みFG成功させ
10-7とふたたびリードする
鉄壁のブロックに守られ冷静にプレーする冨澤
しかしJapanはパス、ラン、シャベルパスと多彩な
プレーで前進し、敵陣15ydsから冨澤が#83
清水(オービック)へ完璧なタイミングのパスを
投げTDすぐさま13-10と再逆転(PAT失敗)


USA HAWAIIサイドライン。コーチには
均衡した展開に緊張の色が走っている。
ハーフタイムにはOS選手も大声援。元ALLJAPAN渡部選手


後半はUSAのリターンで試合開始、Japanの堅い守りで3ダウン18に追い込むが、ここはパス成功でダウンを更新、しかし次のファーストダウンでJapanLB#2古庄(オービック)が目の覚めるようなタックルで相手を後退させ、その後も守備フロントがプレッシャーを掛けスクランブルやハリーアップに追い込みパントに終わらせた。
しかし続くJapanの攻撃もUSAのブリッツでサックを浴び3&アウトに終わらされた。
続くUSAの攻撃でフィジカルの差を見せ付けられた。
1ダウン、2ダウンのパスを失敗に追い込むも、Japanディフェンスのペナルティで後退すると パス成功からランアフターキャッチでロングゲインし18ydsまで攻め込むと、今度はランでJapanのタックルを2度3度とはずし14ydsゲインすると最後は#22WESTが4ヤードをダイビングTD。16-13となった。 (PAT失敗)
このあたりJapanのタックリングとUSAのフィジカルの差が出たシリーズとなった。

Japanは続くキックリターンで#26里見(オービック)が好リターンで37ydsまで返すと、ロールアウト、インサイドのラン、スクリーンなどでテンポ良く進み冨澤から板井への35ydsパスで大きく進み敵陣17ydsでファーストダウン
パス失敗やスナップミスで第3ダウン13ydsとなりここで取って置きのプレーをだした。左へロールアウトした冨澤は急に反転しクロスしてきた#18河合(アサヒ飲料)にパスをヒット。周囲には誰もいなく、TDかと思われたが惜しくもパス失敗となり、第4ダウンFGを選択。しかしこれは失敗。

次のUSA攻撃を3&アウトにしとめるといよいよ最終第4クォーターに突入した。
第4クオーター最初のプレーでUSAは激しいブリッツを繰り出しパスを投げた直後のQB冨澤に強烈なヒットで冨澤は負傷しサイドラインにさがる。代わったQB#15波木はタイミングのよいドローで10ヤードゲイン。このプレーにおいて右ガード合田選手は対面の巨漢ディフェンスタックルを仰向けに倒す好ブロックを見せた。
ここで冨澤が復活。怪我は問題なさそうである。
しかし2度のパス失敗でパントに追い込まれてしまった。第3ダウンでパスを叩き落したのはUSA#40アイザックホワイト選手は元NFLチーフスのキャリアを持つ。絶妙のタイミングでジャンプしパスを叩き落したのが印象的であった。

続くUSAの攻撃ではショットガンフォーメーションだがランプレーを多用しタイムコントロールを狙っている。
しかし#94矢部選手(オンワードスカイラークス)ら守備選手は激しくスクリメージを割り、素晴らしいパシュートを見せUSAのランアタックを止めパントに追い込んだ。しかし良くコントロールされたパントはJapan9ydsでとまり最後のJapan攻撃は厳しい状況から始まった。残り3分48秒逆転には十分な時間がある。

冨澤はWR#22高橋(アサヒ飲料)や#83清水(オービック)にパスを連続して通し、ファーストダウン獲得。危険地帯も抜け出した。今度はWR#86東畠(鹿島)に14ヤードのパスをヒット。
続く第一ダウンに#7井本にスクリーンパスを投じたが井本は照明が目に入ったかこれを落球。非常にもったいない失敗であった。
第二ダウンは右のロールアウトパスを成功させたがここで反則が発生。第2ダウン15ydsとなった。
次のプレーではまたもパスをはたかれついに第三ダウン15yds。冨澤は#83清水(オービック)にパスを通すも9ydsのゲインで第4ダウン6yds。Japanベンチはここで当然ギャンブルを選択のこり時間2分9秒。
ここで失敗すれば勝利は難しくなりる、この試合最大の勝負どころとなった。
両側に2人づつWRレシーバーを配したフォーメーションで冨沢が投げたのは先ほどスクリーンを落とした井本選手である。
井本選手は全力でまっすぐ走ると右足で力強くステップしわずかに内側に切れ込むとその瞬間に絶妙のタイミングでパスが来た。成功。まさに起死回生のプレーである。



起死回生のビッグプレーを見せた井本選手 最後のUSA攻撃を止めたJapan守備陣


このビッグプレーで息を吹き返したJapan攻撃陣は次のプレーでも#86東畠選手(鹿島)に12ydsパスをヒットし敵陣25ydsへ進む。ここで冨澤はエンドゾーン左奥へ走った#19水口(オービック)へ目の覚めるようなTDパスを成功。PATも成功し20-16と再逆転。
自陣9ydsからの最後の攻撃を見事に完結させた。WRのボールへの集中。オフェンスラインのブロック。すべてがそろっての素晴らしい逆転激であった。
残り時間1分34秒USAは逆転を狙いショットガンからパスを投じるがJapanディフェンスがプレッシャーを掛け続け前進を許さず4ダウンギャンブルも失敗に追い込む。残り時間9秒。Japanはウイニングフォーメーションからニーダウンし、勝利のカウントダウンのなか試合終了。ファイナルスコア20-16。激闘に終止符が打たれた。


ウイニングフォーメーションからニーダウン カウントダウンのなか勝利を喜ぶJapan


健闘をたたえあう両チームの選手 表彰式にて関野、井本、冨澤選手ら


激しい守備を見せた#94矢部選手
となりは#88橋詰選手(アサヒビール)
優勝トロフィーを持ち喜ぶ井本、冨澤


MVPに選出された冨澤選手 MVPインタビューを受ける冨澤選手


日ごろのライバルもこの日はチームメイト
オービック古庄選手、松下三輪選手、山中選手
MVPトロフィーを欲しがる井本選手、波木選手


スタッフもがんばりましたトロフィーを持ち
安堵の表情の山上MGR(中央右)
試合では対面同士のモセ トゥイア選手と矢部


全員集合 アイランダーズ練習生だった浦選手と旧交を
暖める#2リーロイ シェルトン選手


冨澤の右サイドをブロックし続けた合田、関野
そして市瀬コーチ
出場したOSメンバー全員で。
惜しくも最終メンバーに入らなかった堀選手も
サイドラインで応援していました。


特別出演波多野選手 OS QCスタッフの角さんもボールボーイとして
ゲームを支えました。


選手インタビュー

冨澤選手 相手の情報が少なく難しい試合でしたがOLが良くブロックしてくれてあまりプレッシャーは感じませんでした。
ディフェンスはフィジカルが強く手足が長く伸びてくる感じがしました。
守備のアライメントはきれいでリードはしやすかったです。
最後のタッチダウンはその前のプレーが内側のパスが多かったので外のパターンでよかったです。コーチがいいタイミングでいいプレーコールを入れてくれました。
矢部選手 対面の選手は非常にテクニックがありサイズも大きいのでつかまれないように離れて勝負しました。
合田選手 相手は非常に大きかったけどまあまあ勝負できたと思います。
関野選手 思ったよりは勝負できました。相手は後半かなりばててました。
井本選手 スクリーンパスは照明が目に入って何も見えなくなりました。スイマセンでした。
4ダウンのプレーはきちんと走れたと思います。


最後に2007年に日本で開催される予定のワールドカップに向けてのテストマッチとしての位置づけのこのゲーム、コーチ、選手、スタッフは皆このゲームに勝たなければ日本フットボールの今後は無い、という危機感とともにハワイを叩き米本土のチームを引きづりだそうという気概に満ちあふれこの試合に臨みました。
試合開始からライン戦で負けなかったのが大きな勝利の要因であると感じました。
またハワイのDLは大型ですがスピードがあまり無かったように見えました。
スキルポジションにおいては肉体的強さやスピードなど大きな差があり、そのような選手に対するタックルのレベルアップが今回の試合で課題がより明確になったと感じます。
しかし局面では素晴らしいタックルもありフィジカルで負けていないプレーも多々見受けられました。
また、最後まで勝負をあきらめないメンタルタフネスも十分見ることができました。
確かにHawaiiは従来の外国チームより数ランク上のチームでした。識者の中にはかなりの危機感を持っておられる方もいらっしゃいました。しかしそのような心配を吹き飛ばす選手たちのプレーに感動し、日本フットボールの進むべき方向が間違っていないことを再確認することができました。
今後も確固たるJapanフットボールの確立をめざし、アメリカンフットボールに携わるすべての方そしてファンの皆さんとともに強いJapanを応援したいと思います。


 

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