ライスボウルみどころ
いよいよ、新年3日東京ドームにて行なわれる第60回ライスボウルにて、アメリカンフットボール日本一を決定が決まります。対戦する法政大学トマホークスの戦いぶりとこの試合の見所をご紹介いたします。
法政大学は過去15年間で13回関東を制しており、関東を代表する強豪ですが、関西代表と学生代表を争う甲子園ボウルでの戦績は、2勝10敗1分。関西学生の壁に跳ね返されることが多かったが2004年からショットガン攻撃を導入。導入2年目の昨季、3年前に大敗を喫した立命館を破り学生日本一に。そして、連覇を目標に戦った今年も関西代表の関西学院を45−43で破り、見事2年連続で学生チャンピオンとなっています。
ライスボウルには、過去3度出場。初出場の98年は鹿島ディアーズと対戦し0−39、01年はアサヒ飲料チャレンジャーズに13−52、06年はオービック・シーガルズに17−47と、いずれも社会人の壁に阻まれています。 2年連続4度目の出場となる今回、初の日本一を目指し貪欲に戦ってくることが予想されます。
一方のオンワードスカイラークスは2003年にハイパーオフェンスを携え、立命館大学と対戦しましたが、このときは28対16と敗戦を喫してしまいました。 今回こそは、社会人王者として、今季やってきたことをすべて出して、最高の結果を勝ち取りたいです。

QB#4菅原選手
法政大学の一番の特徴はオフェンス、ディフェンス、スペシャルチームと全てのユニットでのスピードあふれるプレーです。オンワードスカイラークスがこれまで対戦してきた社会人チームより更に上のスピードを持っています。オフェンスは、導入3年目を迎えたショットガン攻撃が完成度を高めており、得点力が大幅にアップしています。攻撃を率いるQBの菅原選手は2年連続関東レイティング1位で、学生界では圧倒的な実力を持っています。シフト、モーションを織り交ぜた豊富な体型から、学生最優秀選手賞を受賞したエースRBの丸田選手を中心にした伝統のラン攻撃に加え、戸倉選手・本間選手・東選手・新人の栗原選手とWRに近年最高の人材が揃い、パス攻撃の精度も非常に高いです。 去年のメンバーから一新されたオフェンスラインも、シーズンが深まるにつれユニットの完成度がアップし、安定してきており、スクリメージライン上の攻防もみどころのひとつです。
この法政大学オフェンスに対し、オンワードスカイラークスディフェンスは今季積み上げてきたベースディフェンスで勝負します。法政大学は持ち前のスピードを全面に押し出した展開で臨んでくると思われますので、Xリーグとは違うレベルのスピードへの対処を誤り、すれ違いや、タックルミスがあると一気にロングゲインにつながる恐れがあるので、確実なタックルとパシュート(全員での集まり)が必須です。
一方、ディフェンスは、4−3カバー2を主体にブリッツを多用し、全員でパシュートして相手オフェンスの前進を阻みます。主将DT伊倉選手を中心としたDL陣が相手OLをコントロールし、関東優秀選手に選出された内村選手らを中心にしたLB陣が機動力溢れる守備を見せます。昨季リーグ9位だったパス守備。2年連続インターセプト王の樋田選手ら、主力のほとんどが残ったDBを中心に安定感を増しています。
この法政ディフェンスに対してオンワードスカイラークスオフェンスは、リーグ戦、プレーオフと同様に、杉原、杉澤のランニングバックを主体にしたラン攻撃が軸になります。 法政大学のスピード溢れる、ブリッツディフェンスをオンワードスカイラークスオフェンスラインがいかにコントロールできるかが鍵になります。
キッキングゲームでは、キックオフリターン、パントリターンにおいて、良いフィールドポジションを確保することが重要です。ここでもやはり法政大学はスピード勝負を挑んでくると思いますが、我々は組織力で対抗したいと思います。 相手のリターンは爆発力を持っていますので、トップスピードに乗る前に勝負をしなければなりません。
いずれの局面でもスピードの法政、パワーのオンワードスカイラークスという構図の中で闘いは進んでいくと思われます。 今季最後の大舞台、ぜひ皆様の応援とともに今季のオンワードスカイラークスの集大成をお見せできればと考えています。