ゲームレポート VS 富士通フロンティアーズ
第4クォーターに反撃するも及ばず、富士通に敗退
ファイナル6準決勝の相手は、今季強豪オービックを破り、イーストディビジョン優勝の富士通フロンティアーズである。富士通は抽選でファイナル6のシード権を獲得し、リーグ最終戦から約1ヶ月の時間を経て、万全のチーム状態で、望んでくるはずである。一方我々オンワードスカイラークスは1回戦アサヒ飲料を完封で退け、チームは勢いに乗っている。この試合に勝てば社会人選手権ジャパン]ボウル進出がきまる、絶対に負けられない試合である。午後1時快晴の横浜スタジアムで試合は始まった。
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| 快晴の横浜スタジアム、試合前全員で集中を高める、オンワードスカイラークス。 |
オンワードスカイラークスのキックオフで試合開始。今季好調のキックオフカバーチームが勢いあるカバーを見せ、20ヤード地点で富士通リターナーをタックルし、ここから富士通の攻撃が始まった。富士通はドローフェイクのパス、レシーバーのモーションスイープ、QBのブーツレッグパスなど守備に的を絞らせないプレー展開で、あっと言う間にゴール前まで攻め込んできた。1ヤード地点でファーストダウンを更新すると1ヤードをインサイドゾーンで突破されいきなり先制タッチダウンを奪われた。富士通は入念なゲームプランをしっかりと得点に結びつけてきた。

サイドライン際を疾走する伊藤 |
一方オンワードスカイラークスの最初の攻撃は、RB#15伊藤がトスを受けていきなり19ヤード前進。続いてハーフラインからの第一ダウンでQB#13冨澤から、WR#7井本へのパスが決まったかに見えたが、ここでホールディングの反則が発生。結局このシリーズはパントで終った。パンター大谷のパントはよく伸び、敵陣10ヤードでボールデッドとなったが、ここからの富士通攻撃も再び前進を続け13プレーを費やし、ゴール前に侵攻してきた。ここは第3ダウンのパスをDB#24ミッチェルがカットしフィールドゴールでの3点追加に留めた。富士通のキックオフで試合は再開。リターナー#24ミッチェルが20ヤードもどし、自陣32ヤードから攻撃開始。しかしここもQBサックでのロスを挽回できずに、第4ダウンでパントに追い込まれた。次の富士通攻撃はQBランや、パス、ドローなどで前進するも何とか踏みとどまり、パントに追い込んだ。ここからQB冨澤が井本へ15ヤードパス、自らのキープラン、などで前進し、敵陣27ヤードまで進み、フィールドゴールに挑んだが、わずかに届かず点差は10対0のままだった。逆に富士通は返しの攻撃で、ロングパスを決めると、20ヤードまで攻め込み、パスでタッチダウンを決められてしまった。これで17対0とされ、前半は防戦一方となってしまった。前半最後のシリーズもQBサックを浴び、大きく下がりパントとなったが、このパントでパンター大谷が右へ回りこみそのまま走り、ファーストダウンを獲得。しかしその後は効果的なゲインを得ることが出来ずに結局パントに終わり、富士通に攻撃権を渡したが、富士通は時間を消費し前半が終了した。 |
後半はOSのキックリターンで試合開始。自陣23ヤードより、攻撃を開始。RB#15伊藤のスクリーンパスで17ヤード進むと、この試合初めてQBを#16本間に代えてQBランで6ヤードゲイン。続いて冨澤からWR#25前田へ15ヤードパス。#7井本へ3ヤード、#80吉野へ8ヤードとテンポ良くパスを決めた。敵陣29ヤードまで進みフィールドゴールを狙うがこのとき富士通がラフィングザキッカーの反則を犯し、ファーストダウンを獲得。ここからRB#31杉澤のラン、QB#16本間のキープ、RB#15伊藤のトスで1ヤードまで迫り最後は#15伊藤が飛び込み待望のタッチダウンを挙げた。17対7と点差を縮めたこのシリーズは19プレーを費やし、粘り強いドライブを繰り広げ後半の巻き返しを期待させるに十分な展開であった。 |

伊藤のタッチダウン |

スクランブルする#13冨澤 |
しかし富士通の攻撃もとどまることを知らず、ショートパスとプレーアクションパス、ランプレーであっという間にゴール前まで進むと最後はRBのブラストで追加点を奪われてしまった。これで24対7。これ以上離されると非常に厳しい状況になるが、ここでビッグプレーが出た。試合再開のキックオフリターンをビッグプレーメーカー#80吉野がフィールド中央部まで返し、ここから#13冨澤がTE#8寺島へ10ヤードパスを決め、敵陣39ヤードまで進むがその後はパス失敗が続き、残念ながらパントに終ってしまった。次の富士通攻撃で富士通はボールをファンブルし、DB#24ミッチェルがリカバーし、敵陣34ヤードで攻撃権を得た。この好機にQB#13冨澤はスクランブルで前進、#4石川のランを交え、再度冨澤が#13冨澤が#88大滝にパスを決めたところで、第4Qに入った。#15伊藤のラン、冨澤から#17井上へのパスで10ヤードまで迫ると、QBランで中央をつき4ヤードゲイン。ゴールまで6ヤードと迫るもパス失敗、第4ダウンギャンブルもパス失敗に終わり、得点することが出来なかった。 |
次の富士通攻撃は3回連続でランを展開してきたが、ここはOS守備が踏ん張り、この試合始めての3アンドアウトに仕留め、パントに追い込んだ。ここから冨澤は徹底したパス攻撃に出た。#25前田へのショートパス、スクランブル、#17井上大輔へ7ヤードパスを決め、ダウンを更新すると続く攻撃で、冨澤が#7井本へ32ヤードパスを決め、ゴール前7ヤードへ進むが、ここからのディフェンスの壁が厚く、打ち破ることが出来ない。反則もあり結局第4ダウン16ヤードとなり再び絶好の得点機を逸してしまった。逆に、富士通はQBランで18ヤード、52ヤードとわずか2プレーで70ヤード進み、ゴール前14ヤードまで攻め込まれてしまった。ここから4回連続のランプレーでタッチダウンを奪われ31対7と大きく水をあけられてしまった。 |

捕球後前進する#7井本 |

大滝のタッチダウン |
しかし、ここであきらめることは出来ないOSはパスに活路を見出し、QB冨澤が#25前田、#17井上、#7井本、#36大谷へとパスを成功させ、そして井本へタッチダウンパスを決め、31対13(PAT失敗)と一矢を報いた。続いて攻撃権を得るためにオンサイドキックを狙うがこれは富士通がリカバー。富士通の時間消費を狙ったラン攻撃を何とか止め、攻撃権を得たOSは冨澤が#17井上、#25前田、#36大谷へパスを決め最後は#88大滝に6ヤードタッチダウンパスを通し、2点コンバージョンもQB#4石川がTE#8寺島へパスを決め、31対21と意地を見せたが、残り時間は21秒。オンサイドキックを敢行するも、富士通のリカバーで、残り時間を消費され、試合終了。結局31対21で敗退した。 |
オンワードスカイラークスの2007年シーズンはこれにて終了しました。今季最後の試合はシード権を得て、周到な準備をしてきた富士通の前に、力及ばず、屈してしまいました。来シーズンは課題、反省点を改善し、より一層強いチーム作りをして、再び日本一を目指してまいりますので、変わらぬご声援をお願いいたします。一年間応援ありがとうございました。
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