ゲームレポート VS アサヒ飲料チャレンジャーズ戦
OSディフェンス大暴れ、チャレンジャーズを完封。準決勝へ。
セントラルディビジョン2位となったオンワードスカイラークス(以下OS)は大阪へ遠征し、ウエスト2位のアサヒ飲料とファイナル6一回戦を戦うことになった。大阪長居球技場天候は晴れだが、強風が吹いている。この試合から1クォーター15分計時で行なわれ、リーグ戦とは違ったゲーム運び、体力などが要求される。闘将河口主将率いる強力ディフェンスのアサヒ飲料との対戦。午後2時アサヒ飲料のキックオフで試合が始まった。
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| OSにとってはアウェイの試合だが、多くのファンがバックスタンドで声援を送ってくれた。 |
アサヒ飲料のキックオフカバーチームはラインアップをせずにハドルから直接キックを蹴ってきたが、リターナー#20杉原はあわてることなくこのボールをタッチバックで処理し、OSは自陣20ヤードから攻撃を開始した。先発QBは#13冨澤。最初のプレーはRB#20杉原のインサイドゾーンだったがこれはノーゲイン。第2ダウンは右サイドのWR#19山本にヒッチパスを決め7ヤードゲイン。第3ダウンは冨澤のスクランブルでダウンを更新すると、2回連続で、杉原がインサイドを衝くも効果的なゲインは得られない。第3ダウンに冨澤から#88大滝にパスが決まったが、ここでホールディングが発生し、第3ダウン17ヤードとなり、冨澤はパスに出るがアサヒ飲料のカバーがよく、スクランブルで3ヤードのゲインにとどまり、最初のシリーズをパントで終えた。

WR前田選手のランアフターキャッチ |
アサヒ飲料の最初の攻撃はインサイドのランだがOSディフェンスの集まりがよくノーゲイン。第2ダウン、スクランブルにでた相手QBをLB#51水戸部がハードヒットで仕留め第3ダウン。ここでアサヒ飲料はレシーバーへのスクリーンを投げるが、これもディフェンスのすばやい集まりで1ヤードのゲインに抑え、3アンドアウトでパントに追い込んだ。
続くOSの攻撃は自陣17ヤードから。プレーアクションパスに出た冨澤はレシーバーがカバーされているのを確認するとスクランブルに出て。13ヤード進みダウン更新。RB杉原のスクリーン時に攻守双方に反則が発生し、相殺され再び第一ダウン。ここでパスに出た冨澤にアサヒ飲料DLが襲い掛かりファンブルを誘われたがRB#31杉澤がこのボールを抑え、大事にはいたらななかった。次のプレーはその杉澤のインサイドゾーンで6ヤード前進し第3ダウン6ヤード。冨澤がWR#25前田にパスを決めダウンを更新したかに見えたが、わずかに足らず、第4ダウンとなりパントを蹴った。 |

キッカー#3岩崎のFGで先制 |
続くアサヒ飲料の攻撃時点でこの日最初のディフェンスのビッグプレーが出た。OSのパントがタッチバックとなり、アサヒ飲料は自陣20ヤードから攻撃開始。最初のプレーはインサイドゾーン。このプレーがロングゲインになったが、追走するDB#24ミッチェルが追いつき、右のアッパーカットでボールキャリアのボールをたたきファンブルフォース。このボールをDB#23山下がリカバーし、攻撃権を奪取した。しかし、自陣19ヤードから攻撃を開始するが、アサヒ飲料のディフェンスも強力でダウンの更新が出来なかった。逆にアサヒ飲料は自陣42ヤードからの攻撃でじりじりと前進を開始。12プレーを費やしゴール前14ヤードまで。進みフィールドゴールを狙ってきた。しかしこのキックは左にはずれ、アサヒ飲料の得点を阻んだ。一方自陣20ヤードから攻撃を開始した、OSはRB#31杉澤のアウトサイドゾーンで19ヤードゲインしたところで第2Qになった。ここから、冨澤からTE#8寺島への22ヤードパス、#25前田への8ヤードパス、オプションなどで敵陣10ヤードまで進み、最後はキッカー#3岩崎の26ヤードFGでついに先制点を奪い3対0とした。 |
その後第2Qアサヒ飲料も粘りを見せたが、LB#50近藤、#51水戸部、#9畑らが、激しいディフェンスを見せ、得点を許さなかった。前半最後の攻撃機会にもQB#13冨澤からWR前田#25への10ヤードアクロスパスや、WR#7井本への26ヤードパスでゴール前9ヤードまで進むが、QBサックで大きく後退し、結局フィールドゴールを選択。しかしこのキックは風に流され、ゴールポストにあたり外れてしまった。この後の飲料の攻撃をきっちりと止め、3対0で前半終了となった。 |

#24ミッチェル、#51水戸部らの激しいディフェンス |

スクランブルする#13冨澤 |
後半はOSのキックオフで試合再開。OSキックカバーチームは激しい突進でアサヒ飲料のリターンを18ヤード地点で抑えると、前半同様強固なディフェンスで、一度のダウン更新のみに押さえ込みパントに追い込んだ。アサヒ飲料のパントはよく伸び、OSは自陣13ヤードから攻撃を開始。RB#20杉原のインサイドゾーン、冨澤からWR#88大滝へのヒッチパス、杉原へのスクリーンパスでダウンを更新するとまたも#20杉原がインサイドゾーンで20ヤード進み、ダウンを更新。しかしここからホールディングやイリーガルブロックの反則が続き、第3ダウンロングとなったが、今度はディフェンスのホールディングが発生し、敵陣43ヤードまで進み、RB#31杉澤のアウトサイドゾーン、冨澤のスクランブルで第4ダウン1ヤード。ここでギャンブルに出たが#31杉澤のランは相手ディフェンスに止めれられ失敗。もうひとつ攻撃の歯車がかみ合わない。 |
しかし、この日好調なOSディフェンスは、DL#95前田、#29吉田、LB#44石橋らの激しい集まりやDB#5和地のパスディフェンスでここも3アンドアウトに追い込んだ。次の攻撃からOSはQBを交互に使いゲームコントロールに出た。まずは#16本間がランで進み、第2ダウンには冨澤がRB#31杉澤に9ヤードパスを決めダウンを更新。次のプレーでは今度は#16本間が10ヤードキープランでダウンを更新。#31杉澤の9ヤードインサイドゾーンや本間のスニークでまたもやダウンを更新。今度はQBに#4石川を投入してキープランで進むもここでホールディングが発生。第2ダウン19ヤード今度は本間が絶妙なタッチのパスをフィールド中央を走るTE#48稲田に投じたが、これは惜しくも失敗。続く第3ダウン冨澤から#7井本へタッチダウンパスが投じられたが、相手DBのナイスカバーで失敗。パントを選択した。 |

快足を飛ばす#16本間 |

ファンブルリカバータッチダウンしたDB#21堀 |
試合は3対0のまま、最終第4Qへ突入。ここから試合が動き出した。第1ダウン、アサヒ飲料のランプレーに対し、LB#9畑が激しいタックルでファンブルフォースするとこのボールをDB#21堀が拾い上げそのままエンドゾーンまで20ヤードを駆け抜け、待望の追加点を挙げた。(トライ成功)。この後のアサヒ飲料の攻撃に対してもOSディフェンスはDB#21堀のパスカバーやDL#92伊倉のパスカットで得点を許さない。一方OSオフェンスはQB#4石川のオプションや、#16本間のキープラン、冨澤のスクランブルなど次々とQBを変え、前進を試みるが、アサヒ飲料も主将LB河口を中心に粘り強い守りを見せ、OS攻撃はまたもパントに追い込まれた。一方ディフェンスますます集中力を高め、次のアサヒ飲料攻撃を3アンドアウトに仕留めパントに追い込むと今度は、リターナー#80吉野が自陣40ヤード地点でボールをキャッチしカバーチームのタックルをかわし、一気に加速すると60ヤードを走りきり、タッチダウンを挙げた(トライ成功)。これで17対0。第4Qに入り徐々にリードを広げた。その後もOSディフェンスはDB#24ミッチェルのパスカバーやLB#51水戸部のビッグヒットなどでアサヒ飲料を押さえ込んだ。 |

ビッグパントリターンタッチダウンを見せたWR#80吉野 |

随所に好プレーを見せたLB#9畑 |
残り時間もわずかになり、ボールコントロールにでたOS攻撃は、RB#39石井のインサイドゾーン、QB#4石川のキープ。#16本間のカウンター、などで時間を使いながら、敵陣11ヤードまで進み、最後はキッカー#3岩崎の22ヤードフィールドゴールで追加点を奪い、20対0とリードを決定的にした。残り時間は4分26秒。アサヒ飲料も意地をを見せ最後の追い上げを見せるも、DB#6清水、#2ウエイン、#24ミッチェル、らが堅実なパスカバーを見せ、最後はDB#5和地がエンドゾーン内でインターセプトしでアサヒ飲料に得点を許さない。残り時間1分54秒で攻撃権を得たOSはRB#31杉澤のラン、QB#16本間のカウンター、#4石川のドローで時間を消費し、第4ダウンでパントを選択。パンター#36大谷のパントはよく伸び、カバーチームに入ったDE#41中村が激しいタックルでファンブルフォースし、TE#48稲田がこれをリカバーし、攻撃権を奪回し、最後はQB本間が慎重にニーダウンし、カウントダウンの中試合終了。
アサヒ飲料の強力ディフェンスの前に、攻撃での得点は2度のフィールドゴールによる6点にととどまったが、ディフェンスでの得点や、キッキングでの得点などどこからでも得点できるチーム全体での強みを発揮できた。次の試合は12月1日(土)13:00からイーストディビジョン1位でシード権を獲得した富士通フロンティアーズが横浜スタジアムで待っている。富士通に勝てばいよいよジャパンXボウルである。富士通はシード権を得て、約一ヶ月の時間を得て準備を整えている。我々は2週間弱の準備期間しかないが、この試合で出た反省点を改善し、次戦に望みたい。
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