ゲームレポート VS 鹿島ディアーズ戦
息詰まる守備戦を制し、ファイナル6出場権を獲得。
いよいよリーグ戦最後の試合、宿敵鹿島ディアーズとの大一番である。鹿島はここまで4戦全勝。一方、我々オンワードスカイラークスは3勝1敗、ファイナル6へ進むためには、鹿島に勝たなければならない。この試合に負ければ鹿島とIBMがファイナル6進出となる。全身全霊を賭けて今日の試合に臨む、選手たちの目は闘志に燃えている。 横浜スタジアムの天候は晴れ、微風。絶好の天候である。
鹿島のキックオフで試合開始。OSリターナー#20杉原は11ヤードリターンし、自陣27ヤードからの攻撃開始となった。最初のプレイはRB#20杉原へのスクリーンパスで3ヤードゲイン。続く第2ダウンはQB#13冨澤が自ら持って走るが1ヤードのロス。第3ダウンは冨澤からWR#17井上(大)への6ヤードパスが通るが、ダウン更新には至らずパントとなった。一方鹿島はQB尾崎のランを連続して繰り出すが、OSディフェンスのLB#55安川、DB#24ミッチェルらが激しいタックルを見せ、ゲインを許さない。第3ダウンのパスもDB#21堀がカットし、パントに追い込んだ。このパントをLB#50安川がはじき、距離が伸びず、OSは敵陣48ヤードという好ポジションからの攻撃開始となった。
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このチャンスにQB#13冨澤はTE#87武井にパスを決めるも、このプレーで攻撃側にパスインターフェアの反則がコールされ、逆に打1ダウン25ヤードと大きく下げられてしまった。さらにディレイオブザゲームの反則も発生し、第2ダウン30ヤードと厳しい状況になった。ここで冨澤はパスに出るも、深いゾーンは鹿島DBが待ち構えており、WR#88大滝へ5ヤードのスクリーンパスを決めるのが精一杯だった。第3ダウンには長いパスを狙ったが、これを失敗し、パントに追い込まれた。パンター#18片山のパントしたボールを鹿島リターナーが捕球できず、このフリーボールを走りこんだWR#88大滝がリカバーし、そのままエンドゾーンに走りこんだが、下された判定はリカバーした地点でボールデッド。OSの相手陣25ヤードからのファーストダウンというものだった。この好機に、OSは#31杉澤のラン、冨澤のキープで前進を図るも鹿島のディフェンスも堅固で、第4ダウンに追い込まれ、やむなくフィールドを選択。このキックを新人K#3岩崎が慎重に決め成功。3点を先制した。 |
| 43ヤードフィールドゴールを決めたキッカー#3岩崎 |
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ここから両チームの激しい守備戦が展開された。鹿島の攻撃に対しては、DB#2ウエイン、LB#51水戸部、#55安川、DB#5和地、らが鉄壁の守りを見せ、一方の鹿島ディフェンスもOSのランを止め、パントに追い込まれた。 2Qに入ると鹿島は得意のラン主体の展開を繰り出してきた、じわじわと前進を続け、OS陣33ヤードまで進んだところでタッチダウンを狙ったパスを投じたがこのパスをDB#21堀がインターセプトを挙げたかに見えたが、パスインターフェアをコールされ、逆に18ヤードからのファーストダウンを与えてしまった。しかしここからOSディフェンスは驚異的な集中力を見せ、第4ダウン15ヤードに追い込んだ。 この40ヤードフィールドゴールは失敗に終わり、3対0でOSリードは変わらない。この後両チーム一回ずつパントを蹴り前半終了。僅差のゲーム展開にサイドラインには緊張感が漂っている。 |
| 激しいタックルを見せる#51水戸部、#29吉田 |
後半は鹿島のリターンで試合開始。鹿島のエースRB丸田のランに対し、DL#92伊倉、中嶋、矢部らDLがスクリメージラインを突破し、ロングゲインを許さず、パントに追い込んだ。続くOSの攻撃は自陣25ヤードから開始。QB#13冨澤からWR#19山本(順)へのパス、RB#39石井の23ヤードラン、RB#34堤のランなどでテンポよく前進したが、次のプレーでこの日2回目のインターフェアが発生。リズムが崩れたか次のプレーでブリッツにより冨澤がサックを受け、大きく後退し、パントに追い込まれた。ここから試合は最終第4Qに入る。鹿島攻撃は今度はラン、パスを織り交ぜ前進を開始。OS陣15ヤードまで攻め込んできたが、ここでタッチダウンパスをエンドゾーンに投げたがこのパスをDB#2ウエインがインターセプト。守備のビッグプレーが飛び出した。 |
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| #2ウエインのインターセプト |
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守備のビッグプレーにオフェンスが呼応した。QB#13冨澤からWR#19山本(順)への16ヤード、10ヤードの2本のパス成功を決め、さらにTE#87武井への18ヤードパス、RB#20杉原の20ヤードインサイドゾーンでゴール前3ヤードまで進み第1ダウン。最初のプレーでショットガン隊形からRB#39石井がエンドゾーンに飛び込みタッチダウンを挙げた。(PAT成功K#3岩崎)これで10対0と待望の追加点を挙げた。しかしここから試合が動き出した。鹿島は自陣43ヤードからの攻撃を開始し、OSDL#29吉田がパスを叩き落すと、ここから徹底したラン攻撃で勝負に出てきた。7回連続でゾーンランを繰り返して、次々とダウンを更新。ゴール前までせめ込まれた。しかしこれ以上の前進は許さず、フィールドゴールでの3点に失点を食い止めた。 |
| #39石井の3ヤードタッチダウン |
得点10対3、残り時間5分4秒、微妙な時間が追加点はほしいが慎重にならざるを得ない展開である。自陣29ヤードからQB#13冨澤のキープ、RB#20杉原、#34堤のインサイドゾーンでダウンの更新を計るも、鹿島に阻まれ、パントを選択。しかしここでスナップが乱れ、ボールは3ヤード地点でとまりここから鹿島は攻撃を開始。絶体絶命のピンチがやってきた。このピンチにこの日好調の守備陣が闘志を燃え上がらせた。最初のプレーはアウトサイドゾーン、これをDL#94矢部が5ヤードのロスタックルにしとめたうえ、RBはタックルされたRBは負傷退場。次のプレーはQBのキープ。これもDL#14中島が1ヤードに押さえた。しかし第3ダウン7ヤードでついにパスを決められタッチダウンを奪われてしまった。 |
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| #20杉原のラン |
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タッチダウン後のポイントアフタータッチダウン(PAT)キックで1点ならば10対10の引き分け、しかし鹿島はここで勝利を狙い2点コンバージョンにでた。レシーバーを3人配置したパスフォーメーションでラインアップした鹿島は、ここから中央のランを選択。このプレーをDL伊倉がタックルし、次々とOSディフェンスが集まりギャングタックル。 見事鹿島の2点トライを阻止した。残り時間1分44秒、勝利への執念を燃やす鹿島は最後のチャンス、キックオフでオンサイドキックで攻撃権の確保を狙ってきた。しかしこのキックをリターンチームに入ったWR#7井本がしかっりとキャッチ。46ヤード地点で攻撃権を得たOSは慎重にランプレーで時間を消費し、最後は勝利へのカウントダウンの中、ニーダウンし試合終了。10対9で勝利をものにしファイナル6出場権を獲得した。 |
| 鹿島の2点トライを阻止し気勢を上げるディフェンス陣 |
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