試合レポート
試合前半で4TD、28点の猛攻も攻守に課題を残す。
すでに1敗を喫し、もう負けられないオンワードスカイラークス。今日の対戦相手は東京ガスクリエイターズ。東京ガスは前節、富士ゼロックスAFCとの対戦で第4Qに一挙3TDを挙げ逆転勝利を果たし勢いに乗っている。切れのいいオプションと思い切りの良いパスには警戒が必要である。寒冷前線の影響で川崎球場の天候は雨。午前中には強く降ったが、試合開始にあわせたように、小雨となり、コンディションはそれほど悪くない。午後14:45定刻に試合は始まった。
コイントスに勝ち、前半のリターンを選択したOSは、リターナー#34堤が自陣25ヤード地点から14ヤード戻し、39ヤード地点からの攻撃開始である。先発QBは#13冨澤。最初のプレーでQB#13冨澤はRB#20杉原にスクリーンパスを決めると、杉原はブロッカーを巧みに使い、一気に46ヤードを走り、敵陣15ヤードまでボールを進めた。次のプレーで冨澤はWR#25前田に9ヤードのフックパスを決めると、ボールはゴール前6ヤード。杉原がインサイドゾーンでゴール前1ヤードまで進めると最後はRB#31杉澤が1ヤードを突破し、あっさり先制点(PAT成功)を挙げた。ここまでの所要時間1分33秒の流れるような速攻であった。
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| WR#25前田のパスでゴール前に入ると |
RB#31杉澤の1ヤードランで先制TD |

堅守を見せる守備ライン#14中島、#94矢部。 |
続く東京ガスの攻撃は、#94矢部、#92伊倉、#14中島、#41中村らOS守備ラインがスクリメージを制圧し、東京ガスのランプレーを完封し3アンドアウトでパントに追い込んだ。自陣42ヤードと好位置からのOSオフェンスは、引き続き好調で#13冨澤から#80吉野へのスラントパス、冨澤のスクランブルなどで、敵陣33ヤードまで進むも、ホールディングの反則での罰退が響き、第4ダウンギャンブルを試みるも失敗に終り攻撃権を渡してしまった。しかしOS守備は引き続き堅守を見せ、ここも3アンドアウトでパントに追い込み、再度好位置でボールを攻撃陣に渡した。 |
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RB#15伊藤はQBの位置からオープンを衝きTD |
敵陣46ヤードから攻撃権を得たOSはレシーバーの位置にRB#15伊藤を入れてのモーションからのスイープや、#88大滝のスクリーンパス、インサイド、アウトサイドのゾーンランプレーなど、フィールドを広く使った攻撃でドライブし、#13冨澤からWR#7井本へ伝家の宝刀、23ヤードのポストパスで敵陣8ヤードへ進むと、ここで第1クォーター終了。第2クォーター最初のプレーでQBの位置にセットしたRB#15伊藤は自らの右オープンランでエンドゾーンへ駆け込み、TD(PAT成功)14−0とした。 |
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| 第2クォーターに入っても守備は東京ガスを圧倒。DL#92伊倉のロスタックルやLB#55安川のQBサックなどで東京ガスの前進を許さない。このシリーズも3アンドアウトでパントに追い込んだ。自陣38ヤードからの攻撃開始。ここで#13冨澤から#88大滝へ9ヤードパスが決まり第2ダウン1ヤード。冨澤からハンドオフを受けた杉原はインサイドゾーンでスクリメージラインを突破すると一気に加速し、そのまま53ヤードを走りきりTD。(PAT成功)21−0とさらに点差を広げた。 |

TE#48稲田の好ブロックもあり一気に53ヤードを走りきり TDを挙げたRB#20杉原 |
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QB#13冨澤、自らのランでTD |
続く東京ガスの攻撃もDL#40岸、LB#56藤本らの活躍でロスタックルを連発し第4ダウン14ヤードまで相手を押し下げ、パントに追い込んだ。次の攻撃も#13冨澤が#31杉澤へ17ヤードスクリーン、#80吉野へアウト、#17井上へポストと次々と決め、あっという間にゴール前5ヤードに攻め込んだが、ホールディングや背後への不正なブロックなどの反則が発生し、責めあぐねたが、RB#34堤のインサイドゾーンで再度5ヤードまで戻し、最後は冨澤が自ら走ってエンドゾーンに飛び込んでTD(PAT成功)28−0とした。前半終了直前にもう一度攻撃機会があったが、ここでQB#13冨澤はインターセプトを喫し、東京ガスは50ヤード地点からのフィールドゴールを狙ったがこれは大きく外れ28−0で前半を終了した。 |
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| 後半はOSのキックオフで試合開始。東京ガスのリターンを34ヤード地点で抑えると、東京ガスは前半と一転してパス攻撃を仕掛けてきた。OS守備の前線のプレッシャーを避けるためQBが大きく左右に走るロールアウトのパスを試み、前進する。途中#94矢部のQBサックで後退を強いるも、次のプレーでラフィングザパッサーの反則で大きく罰退し、11ヤードまで前進を許すと、再びパスにでた東京ガスにTDパスを決められてしまった。(PAT失敗)28−6となった。 |

DL#29吉田のQBサック |
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| OSはQBに#10小島を起用。取られたらすぐに取り返したいところだが、今度はホールディングの反則で罰退を強いられ、これを挽回することが出来ずにこの試合初めてパントを蹴った。このパントカバーで新人DL#92伊倉がすばらしいタックルを見せ、敵陣25ヤードに押さえこんだ。前のシリーズでTDを取られた守備陣は今度は奮起し、東京ガスの第1ダウン、第2ダウンの攻撃をシャットダウンすると第3ダウン、ショットガン隊形からのスナップが大きくそれ、東京ガスは第4ダウン33ヤードとなり、パントに出た。このパントの距離が伸びず、OSは敵陣11ヤードから攻撃を開始。QB#10小島のラン、RB#34堤のアウトサイドゾーンでゴール前6ヤードに進むと最後はQB小島がWR#88大滝フェイドパスを決め、TD。合計得点を35−6とした。 |

QB#10小島からWR#88大滝へのフェイドパス |
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DB#23山下のインターセプトで追撃を断ち切った |
その後はOS守備ライン#29吉田の連続QBサックなどで東京ガスの追加点をゆるさないがOS攻撃もホールディングなどの反則で精彩を欠き、追加点を得るにはいたらなかった。第4クォーター中盤には敵陣9ヤードまで攻め込むも攻めきれず、フィールドゴールを狙うも失敗。逆に再び東京ガスのパス攻撃に前進を許し自陣35ヤードまで攻め込まれるも最後はDB#23山下のインターセプトで追撃を断ち切った。その後、攻撃は時間を消費し、守備は東京ガスの攻撃を抑え、結局35−6で試合終了した。 |
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前半はほぼ完全に試合をコントロールできたが、後半は攻撃のリズムが若干スローダウンし、反則で自らの首を絞めてしまった。また、守備も東京ガスのパス攻撃に対し、前進を許しTDを献上してしまった。35−6と大勝に見えるが、まだまだ改善の余地は大きい。最終戦の鹿島ディアーズに勝利し、プレーオフへの切符を手に入れるにはまだまだ力不足である。時節明治安田パイレーツ戦までにさらに向上を目指したい。
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