試合レポート
第二戦 壮絶な点の取り合いの末、36-34で敗戦。
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| LB#50近藤、WR#80吉野を先頭に入場する、オンワードスカイラークス。 |
この日は敬老の日だが、秋の気配はまだ遠く、残暑が厳しく蒸し暑い日だ。。通常ここ東京ドームでの試合は平日の夜に開催されるが、今回は祝日の午後開催なので、家族連れが多く、子どもたちの声援がたくさん聞こえる。 今日の対戦相手IBMビッグブルーは今季、アメリカ人選手を3名獲得し、着々とチーム力をアップしてきている。
午後三時IBMのキックオフで試合開始。リターナー#20杉原はこのキックを15ヤード返し、オンワードスカイラークス(以下OS)は自陣25ヤードからの攻撃開始である。先発QBは#10小島。最初のプレーで小島は左オープンを走り、9ヤードゲイン。すると今度はQBに冨澤が入りパスを試みるも、相手のプレッシャーにより失敗。このシリーズはパントに終わる。一方のIBM攻撃に対してもOS守備は堅い守りを見せ、3アンドアウトでパントに追い込んだ。その後、IBMのファンブルをDB#6清水が敵陣33ヤードでリカバーし攻撃権を得るも、ここから効果的なゲインを奪うことが出来ず、第4ダウンギャンブルでパス失敗に終わってしまった。第一クォーターはお互いに探りあいという状況になったが第2Qに入りようやく試合が動き出した。IBMは自陣30ヤードからの攻撃でランとパスをバランスよく使い分け、前進。11プレーでOSゴール前に迫ると、最後は主将#39磯谷の3ヤードランでTDを奪われた。(PAT失敗)
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| 先発はQB#10小島 |
#13冨澤もすぐさま登場 |
次の攻撃でOSも反撃開始。まずはIBMのキックオフをリターナー#20杉原が36ヤード戻し、フィールド中央から攻撃開始。RB#31杉澤のインサイドゾーンで5ヤードゲインすると、次は小島のQBランでダウン更新。第3ダウン6ヤードで、交代したQB#13冨澤がWR#88大滝にポストパスを決めると一気にゴール前に攻め入るとQBの位置に入った#34堤がスナップを受け、そのまま中央を突進し4ヤードゲイン。残り1ヤードはふたたびQBに入った#10小島が自ら飛び込みTD(PAT成功)。7-6とすぐさま逆転した
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| WR#88大滝のパスでゴール前に進む。 |
QB#10小島が飛び込みTD |
第1Qのこう着状態から一転してここから試合は激しく動き出した。壮絶なシューティングアウト(撃合い)の始まりである。続くIBMの攻撃はふたたび、QB#15岡村がWR#44天谷に46ヤードパスを決めOS陣に入るとスクリーンパスや、ピッチプレーで前進し、ふたたび岡村から天谷への17ヤードパスでOSゴール前に攻め入ると最後はRB#39磯谷が飛び込みTD(PAT失敗)し、12-7と逆転された。すぐさま、OSも反撃。QB#1小島がブラストで中央突破し、28ヤードすすむと、交代したQB#13冨澤がTE#87武井、WR#80吉野に連続してパスを通し、敵陣13ヤードへ進攻。最後は左コーナーパターンを走るWR#36大谷へパスきめTD(PAT成功)14-12と再びリードを奪った。前半は残り時間1分3秒から、IBMは2ミニッツ攻撃を展開。QB岡村がWR#7福井、#44天谷、#81安田らに連続してパスを決め、11ヤードまですすむと残り4秒で29ヤードFGを決められ14-15とまたもやリードを奪われ前半終了。
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| TE#87武井へのパスでつなぎ |
#36大谷への13ヤードパスでTD |
予想を上回るIBMの攻撃にOSコーチ陣は後半に向けての対応を確認した。前半はIBMが先手をとり、OSが追いかける展開となったが、後半はこの流れを断ち切り、我々が試合の流れを掴まなければならない。攻撃陣もプレーの確認に余念がない。あわただしくハーフタイムが終わり、いよいよ後半戦の開始である。後半はOSのキックオフで試合再開である。
しかし、このキックオフをIBMが好リターン。フィールド中央まで返されてしまった。IBMの勢いは止まらず、#39磯谷のランで16ヤードゲインし、30ヤードまですすんだ。OS守備も踏ん張り、DB#2ウエインのカバーや、DL#92伊倉のパスラッシュでパス失敗に追い込むが第3ダウン10ヤードで、31ヤードのTDパスを決められた。(PAT失敗)後半開始早々に21-14とリードを拡げられてしまった。これ以上離される訳には行かないOSは攻撃が奮起。QBに冨澤と小島を交互に起用。TE#8寺島への18ヤードパス、井本への21ヤードパスなどを決め、敵ゴールまで16ヤードへすすむと、RB#31杉澤が2回連続して、インサイドゾーンで中央をつきダウン更新すると、最後は新人RB#34堤が5ヤードを突進しTD。(PAT失敗)21-20と1点差に追い上げた。
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| 井本へのパスでファーストダウン獲得 |
新人RB#34堤の突進でTD |
しかしオフェンシブゲームの流れは変わらない。続くIBMの攻撃でもRB#39磯谷の54ヤードランを皮切りにQB#15岡村のラン、で一気にOSゴール前まで攻め入られた。ここはOSLB#9、#55安川らの激しいタックルで後退させるが第3ダウンゴールまで8ヤードWR#44天谷への8ヤードパスでTD(PAT失敗)で27-20と再三引き離されてしまった。
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| 相手QBにプレッシャーをかけるLB#52城ヶ滝 |
相手レシーバーをタックルする#12三浦、#55安川 |
これ以上は絶対に離されたくないOSは自陣31ヤードからの最初のプレーで、QB小島が右ロングポストを走るWR#25前田に、渾身のパスを投げ込むと、前田はこれを肩越しに好捕。タックルにきた相手DBを振り解き、そのままエンドゾーンに走りこみ、TD(PAT成功)27-27と同点に追いついた。
第3Qも終盤になり、ますます白熱した展開になってきた。ここからIBMは粘りのある展開を見せた。WR#81安田へのパス、RB#39磯谷のランを軸に前進を計る。OS守備もLB#55安川のタックルや#51水戸部のブリッツなどで必死の守備を見せるがぎりぎりの攻防に痛恨のパスインターフェアが発生し、前進を許してしまった。ゴールまで10ヤード、第3ダウン10ヤードまで追い詰め、パスに出たIBMを好カバーでパスを投げさせなかったが、左オープンをスクランブルで駆け上がったQB岡村がそのままエンドゾーンに飛び込みTD(PAT失敗)33-27とまたもやリードされた。
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| 長躯69ヤードTDパスを取った#25前田 |
DE#29吉田がPATブロック |
試合はいよいよ終盤第4Qへ突入。QB#13冨澤からTE#48稲田への16ヤードパスでダウンを更新し、敵陣に攻め込むと、先ほどTDを挙げたWR#25前田に31ヤードパスが成功。一気にゴール前8ヤードにすすむと、冨澤のオープン、小島のオフタックルで1ヤードまで進み最後はRB#34堤が1ヤードをダイビングしてTD(PAT成功)34-33と後半初めてリードを奪った。
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| TE#48稲田のパスでダウン更新 |
この日二本目の#34堤のTDでリードを奪う |
残り時間は8分近くあり、点差は1点。まだまだ予断を許さない状況である。IBMはこれまで同様磯谷のランと、QB岡村から安田、天谷らへの正確なパスで前進。9プレーを費やしフィールド中央まですすんできた。攻撃のテンポも良く、このままだとさらにすすまれそうな雰囲気の中、守備にビッグプレーが起きた、パス補給後前進を試みる相手WRにLB#9畑がハードヒットしファンブルさせるとLB#55安川がこれをリカバー、起死回生のプレーで攻撃権を奪取した。
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| 超大型米国人OLに挑むDE#41中村岬 |
ファンブルリカバーで窮地を脱したが・・・ |
残り時間は4分ちょうど、攻撃のミッションは攻撃権を維持し、時間を消費することである。ここでOSは2度連続して、杉澤のランで前進を計るも第3ダウン6ヤードを残してパスに出たがこれは失敗、パントを選択せざるを得なくなった。パンター#36大谷のパントで相手を自陣44ヤードまで押し込み、守備に託す。IBM陣44ヤードから、残り時間2分23秒。IBMのタイムアウトは無し。ここを守りきれば勝利である。第1ダウン6ヤードでパス成功。第2ダウンはDE#94矢部がパスを叩き落す。第3ダウンはDB#5和地がナイスカバーを見せ、パス失敗。第4ダウン4ヤード、ここでIBMはディレーオブザゲームの反則を犯し5ヤード罰退、第4ダウン9ヤードとなった。ここを守りきれば勝利がぐっと近づく勝負どころだが、IBMはこの日好調のWR安田に14ヤードのパスを通し、ダウン更新。続いて円谷のパスで進み、またもや安田のパスでOS陣17ヤードまで進む。ここから3回連続してパス失敗に追い込み、迎えた第4ダウン。IBMはフィールドゴールチームを送りこんできた。残り時間3秒距離は34ヤード。OSは一度タイムアウトをとり、間合いをはずす。仕切りなおしで再度ラインアップする両チーム。固唾を飲む両チームサイドライン。キックは成功。36-34とリードを奪われた。残り時間は3秒。キックオフリターンにのぞみをつなぐが、IBMはスクイブキックでリターンを阻止。試合終了。壮絶な点の取り合いはIBMが制した。
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| 最後のフィールドゴールブロックに飛び込む#12三浦と#24レジーだがあと1歩及ばす。 |
近年ここまでOS守備が攻略されたことはなかった。IBMの精度の高いパスと、ベーシックなランプレーをとめる事が出来なかった。攻撃も健闘したが後手に回る展開は最後まで打ち破ることが出来なかった。一方のIBMはゲームプランの遂行と1対1の場面でのプレーのエクスキューション(実践)が素晴らしかった。この敗戦を次に生かし、残り戦勝で復活をします。一層のご声援をお願いします。
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