ゲームレポート
台風14号の接近も懸念された24日の試合であるが、川崎球場は秋らしい快晴に恵まれた。今季よりスタンドの位置が改修されサイドライン近くに観客席が設置され、非常に臨場感のある試合観戦が楽しめるようになった。試合は午後3時、ロックブルのキックオフで開始された。ロックブルのキックはOSのリターナー#20杉原を警戒したゴロキックでこれを第2列に入った#36大谷が確保し、OSは自陣36ヤードから攻撃を開始した。OSの先発QBは#13冨澤。初戦は先発を#10小島に譲ったが、この試合では相変わらずの高精度のパスを披露した。最初のプレーで#87TE武井に19ヤードパスを決めると、つづいて期待の大型ルーキー#18大滝に32ヤードパスを決めた。大滝は190cmの長身を生かし相手ディフェンスバックのカバーをものともせずに豪快なキャッチを披露した。このパスで敵陣10ヤードに迫り、#20杉原のアウトサイドゾーンのランと#8TE寺島へのフラットパスで攻めるもゲインなく第3ダウン。ここで両エンドをタイトにしてレシーバーは1人のフォーメーションからQB#13冨澤は右エンドゾーンに走ったWR#18大滝に浮かせたパスを投じると大滝は高さを生かしてこれを好捕。見事デビュー戦をTDで飾った。
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| 75%の成功率を挙げた#13冨澤のパス |
期待のルーキー#18大滝のTD |
次のロックブルの攻撃に対し、OSは激しいプレッシャーをかけ3アンドアウトに仕留め、パントに追い込む。このパントでのロングスナプが乱れ、OSは敵陣10ヤードという絶好の位置で攻撃を開始。ここでRB#20杉原は左オープンのランからインサイドに開いた穴にカットインしあっさりとタッチダウン。トライのキックも成功しあっという間に14対0とした。次のシリーズロックブルは24ヤードから攻撃を開始するが、ランプレーでボールをファンブルし、OS DB#21堀がこれを拾ってエンドゾーンに持ちこみ追加点を奪う。相手のミスもあったが試合開始5分2秒で21対0と攻守一体で怒涛の勢いを見せ付けた。この後もOSは攻守の手を緩めることなくつづくロックブルの攻撃を3アンドアウトでパントに追い込むと自陣24ヤードから攻撃を開始。冨澤はWR#25前田にロングパスをヒット、しかしこれは味方のホールディングの反則で無効になり10ヤードの罰退。しかし#20杉原の左アウトサイドゾーンで一気に20ヤードを稼ぎダウンを更新すると今度はWR#1吉田へ18ヤード、17ヤードのパスを連続して成功させ、敵陣に入るとWR#88福田、#25前田にパスを通しゴール前に。最後は冨澤が#1吉田に16ヤードのパスを通し、28対0とした。
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| 相手QBに強烈な圧力をかけるLB水戸部 |
ファンブルリターンTDを喜ぶ#21堀とジャマール |
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| 前田へのロングパス成功 |
TDパスを挙げたWR#1吉田 |
第2クォーターに入ってもOSは攻め続ける。自陣5ヤードと奥深いところからの攻撃でRB#20杉原が一気に63ヤードはしり敵陣32ヤードに進むと今度はRB#31杉澤が左のゾーンランで12ヤードゲイン。ロックブルもコーナーバックをブリッツさせるなどOS攻撃を止めようと試みるもとまらない。敵陣20ヤードに入ると#13冨澤がWR#25前田にタッチダウンパスを決めて35対0と点差を拡げた。
しかしこの点差に気が緩んだ訳ではないが、次のロックブルの攻撃で相手QBにオプションからの独走を許しタッチダウンを献上してしまった。
ロックブルのキックオフで試合再開。このキックをOSルーキーRB#15伊藤が34ヤードリターンし自陣43ヤードから攻撃開始。ここで冨澤はWR#25前田に35ヤードパスを決め敵陣21ヤードへ。ここからの攻撃ではパスを相手にはたかれるなどでTDにはいたらなかったがK#3福田が35ヤードのフィールドゴールをきっちりと決め、38対7とふたたび点差を拡げた。前半終了間際にも再度K#3福田が21ヤードフィールドゴールを決め41対7で前半を終了した。
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| ハーフタイムのフィールドでは恒例のキッズ・ジュニア・トップチアリーダーによるハーフタイムショーが行なわれた。 |
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| 熱心なファンの方は手作りポンポンで応援。 |
スタンド裏では後半に向けてコーチからの指示が飛ぶ。 |
後半はOSのキックオフで試合開始。反撃を狙うロックブルは地道に前進を続け10プレーを費やしOSゴール前10ヤードまで進むが第4ダウン2ヤードのギャンブルでタッチダウンを狙いエンドゾーンにパスを投げ込むがこれをOS
DB#12三浦がジャンプ一番インターセプトし、ロックブルの得点を阻止した。 このプレーはタッチバックとなりOSは自陣20ヤードから攻撃開始。前半とは変わってランを中心に攻撃を組み立てるOSは#20杉原、#31杉澤のゾーンランで進み、最後は冨澤がTE#87武井に25ヤードタッチダウンパスを決め後半最初の攻撃をまたもタッチダウンで締めくくった。48対7と試合は一方的な様相を呈してきた。
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| 相手QBに襲い掛かるDE#94矢部 |
ジャンプ一番インターセプトを決めた#12三浦 |
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| 杉澤の安定したランで攻撃を組み立てる |
TDパスを捕球したTE#87武井 |
続くロックブルの攻撃も3アンドアウトでパントに追い込むとOSはQBに#4石川を起用。石川はオプション攻撃を織り交ぜた、ラン主体の攻撃を指揮し、RBに入った新人#15伊藤が着実に前進し途中#48稲田へのパスも成功させ敵陣に迫ると最後は#15伊藤が中央をパワフルに衝き、9ヤードのタッチダウンランで攻撃を締めくくった。これで55対7。第4Qに入りロックブルも一矢報いんと、自陣からの攻撃でパスを成功させるとOSのタックルミスもあり、61ヤードの独走タッチダウンを奪われてしまい55対14とされた。その後は、OSはこのあとの攻撃でこの試合始めてのパントで攻撃権を放棄するが、続くロックブル攻撃を第4ダウンギャンブル失敗に追い込み、最後はランで時計を進め試合終了となった。
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| 終盤、攻撃を指揮した#4QB石川 |
密集を突破し、とどめのTDを挙げた#15伊藤 |
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| 若手LBのギャングタックル#42志村#56藤本 |
パスを受けランアフターキャッチする#48稲田 |
冨澤のパスが冴え、WRも奮闘し55対14の快勝ではあったが、ディフェンスは目標である完封は果たせなかった。また反則が13回もあり、まだまだ改善する点は多くある。次の相手はIBMビッグブルーである。IBMは初戦で鹿島ディアーズに敗戦を喫し、プレーオフ進出を賭けて必勝体制で向かってくるだろう。我々もプレーオフ進出に向けて絶対に負けられない戦いである。この試合で出た課題を改善し、IBM戦での勝利を掴み取りたい。
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