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2006パールボウルトーナメント 

オンワードスカイラークス VS オービックシーガルズ戦

スコア
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
オンワードスカイラークス 0 7 14 13 34
オービックシーガルズ 7 6 8 8 29


得点経過
チーム名 OS オービックシーガルズ
ファーストダウン(ラン−パス−反則) 20 20
パス (試投-成功-インターセプト) 24-14-1 35-16-1
  (獲得Yds) 237yd 169yd
ラン (回数-獲得Yds) 38-187yd 36-193yd
攻撃 (回数-獲得Yds) 62-424yd 71-362yd
反則 (回数-喪失Yds) 6-40yd 6-29yd
ファンブル (回数-喪失Yds) 0-0 1-0
フィールドゴール (回数-成功) 0-0 0-0
TIME OF POSSESSION    



チーム 時間 Play Player(s) yds TFP Player(s) G/NG
オービック 1 11:39 ラン #36白木 14yd キック成功 #1金親  
オービック 2 13:12 ラン #36白木 12yd ラッシュ失敗 #11井上
OS 2 14:49 パス #10小島→#39石井 4yd キック成功 #3福田  
OS 3 7:18 ラン #20杉原 5yd キック成功 #3福田  
オービック 3 11:05 ラン #20古谷 7yd パス成功 #11井上→ #98安東  
OS 3 13:36 ラン #20杉原 7yd キック成功 #3福田  
OS 4 5:44 ラン #20杉原 7yd キック成功 #3福田  
オービック 4 13:14 ラン #20古谷 1yd ラッシュ成功 #20古谷  
OS 4 14:04 ラン #31杉澤 3yd ラッシュ失敗 #10小島  


得点経過
NO NAME   TD
#31 杉澤 14-40y 1
#20 杉原 10-48y 3
#36 大谷 1-1y  
#10 小島 7-55y  
#15 伊藤 3-33y  
#39 石井 1-3y  
#13 冨澤 2-7y  


得点経過
NO NAME      
#13 冨澤 8-4 42y 1int
#10 小島 16-10 195y 1TD


得点経過
NO NAME   TD
#80 吉野 6-154Y  
#31 杉澤 2-7Y  
#88 福田 2-29Y  
#25 前田 2-17Y  
#39 石井 1-4 1TD
#19 山本 1-26Y  



試合コメント

ゲームレポート

パールボウル準決勝、今日の相手はオービックシーガルズである。昨年度のXリーグチャンピオンでありまた、不可能といわれた春秋連覇のパーフェクトシーズンを始めて達成した強豪である。昨年リーグ最終戦ではこの横浜スタジアム同じような雨のなか惨敗を喫しておりオービックはその勢いのまま、全勝でシーズンを駆け抜けた。
今日の我々オンワードスカイラークスの目的はただひとつ、オービックの13連勝をストップしパールボウル決勝に進むことである。この準決勝から試合時間が15分クォーターで行なわれるため体力面も勝負のポイントになるだろう。霧雨のなか15:40オービックのキックオフで試合開始である。


試合開始のセレモニー。緊張感が溢れる。 フィールド中央で気勢を上げる両チーム


オービックのキックをキャッチしたスピードスター#20杉原は7ヤード地点から28ヤードまでリターンするとOSはスタートランニングバックに新人の#15伊藤喜章(法政大)を起用。伊藤は期待に応え、3ヤード、10ヤード、20ヤードと3連続でボールを持ち、あっという間に敵陣に入った。しかしここからオービック守備も堅くオービックDLジャクソンのパスカットやサックなどでパントに追い込まれた。


対するオービック攻撃もスクリーンパスやシャベルパスなど多彩なプレーでOS陣に攻め込むが決め手を欠きパントに終わる。次のOS攻撃はQBに#10小島を投入するも3エンドアウトでパントに終わる。厳しい位置からのパントだったためオービックは好位置を獲得。このチャンスにランパスを織り交ぜ前進を許し、ついに先制点を許してしまった。早い段階で追いつきたいOSは自陣30ヤードからWR#25前田のミドルスクリーンパスや#31杉澤のカウンタープレイで前進するもフィールド中央付近でパント。ここで第一クォーターが終了7対0で第2クォーターに入った。続くオービックの攻撃は8プレーでOS陣35ヤードまで進まれるも#84DT上原巧やSF#24レジーミッチェルらの守備でパントに追い込んだ。しかしこのパントをオービックはうまくカバーしOSは自陣1ヤードからの攻撃を強いられた。非常に厳しい位置からQB#13冨澤のスニークや#31杉澤のゾーンラン、#88WR福田奨への2本のパスなどでフィールド中央まで進むが、第2ダウン8ヤードでフィールドを横切るレシーバーにパスを投げるがこれをはじいてしまいインターセプトを喫してしまった。
パントで陣地を挽回する#3福田将人

オービック攻撃を止める青木、矢部、水戸部
このチャンスにオービックはインサイドのランとスクリーン、ブーツレッグを織り交ぜOS陣に攻め込んできた。OS守備もベテランLB青木、水戸部らが必死のタックルで対抗するが最後は左オープンを12ヤード走られTDを奪われ13対0とリードを広げられた。このプレーの後のPATをオービックは失敗したがこれがこの日のゲームのポイントになるとはこの時点では誰も考えなかっただろう。13対0と点差を広げられ、前半の残り時間も1分40秒となり、なんとしても点差を詰めて前半を終えたいOSは冨澤が自らのランで進むと第3ダウン3ヤード右サイドライン際を疾走しフリーになった#80WR吉野太郎に冨澤がパスを投げるとオービックDBがインターフェアの反則。ファーストダウンを獲得。ここでパスにでた冨澤にオービックDLジャクソンがハードヒットし冨澤は退場に追い込まれた。ここでQB#10小島が登場。小島は快足とばし、ダウンを更新すると、#25前田、#19山本に連続してパスを成功させゴール前7ヤードへ。最後は#10小島から#39FB石井へ4ヤードのパスが決まり待望のTDを挙げた。PATも成功し13−7。後半に向け、勢いがでる展開になってきた。


急遽出場ながら持ち味を遺憾なく発揮したQB#10小島 #39石井への4ヤードTDパスで反撃の狼煙を上げた


後半はOSのキックオフで試合開始、このオービックの攻撃はLB#51水戸部、#55安川らの活躍で3エンドアウトでパントに追い込んだ。しかしこのパントもオービックのカバーがよく9ヤードでボールデッド。OSは前半に続きQBは小島である。小島はこの厳しい位置から#80WR 吉野へ豪快に47ヤードパスを成功させると敵陣へ進む。しかし後が続かず#3福田将人のパントに託すと、このパントを弟#88WR福田奨がナイスカバーでオービックに1ヤード地点からの攻撃を強いる。1ヤードからのオービックの攻撃を今季SFをプレイする#24レジ-ミッチェルが猛タックルの連続でゴール前に釘付けにし、3エンドアウトでパントに追い込んだ。さらにパントリターナーに入ったミッチェルは15ヤードリターンしてボールを敵陣18ヤードまで運んだ。

大活躍の#80吉野のランアフターキャッチ 激しいタックルをみせる#24レジー、#9LB畑


杉原のランで逆転に成功したが・・・。
ディフェンスとスペシャルチームが作り上げたこのチャンスに攻撃が応えた。ショットガンフォーメーションから#20杉原のランで進み、パス失敗をはさみ、小島のスクランブルでゴール前5ヤードへ。最後は#20杉原がブラストで5ヤードを突進しタッチダウン。PATも成功し14対13と逆点に成功した。ここからゲームが激しく動き出した。対するオービックはパスとランをバランスよく織り交ぜ9プレーを費やし62ヤードをドライブしタッチダウン。ここでPATは2点トライを選択し成功21対14と再逆転された。 しかし今日のオンワードスカイラークスには勢いが感じられる。オービックのキックオフを韋駄天#20杉原が期待に応え61ヤードリターンし敵陣29ヤードへ。ここから杉原への インサイドラン、この日好調の#80吉野へ10ヤードパス、#39FB石井へのダイブ、#25前田への8ヤードパスでゴール前7ヤードへ進むと両TEで1WRの气tォーメーションから#20が左オープンへ走りタッチダウン。PATも成功し21対21と電光石火の勢いで同点に追いついた。


ゲームはいよいよ最終第4クォーターへ突入。オービックの猛攻をLB#51水戸部、#99青木、DL#29吉田らがタックルし3エンドアウト仕留めた。オービックのパントをキャッチした杉原は7ヤード地点から13ヤード返し20ヤードから攻撃開始。#80吉野へのパスを皮切りに、#31杉澤と#20杉原のランでじわじわと前進すると自陣42ヤードから#10小島の豪腕が炸裂した。この日好調の#80吉野へ38ヤードパスをヒットし、一気にオービック20ヤードへ。ここから杉原が連続してブラスト、カウンターとボールを運びゴール前7ヤードへ。最後はふたたび杉原が豪快に中央をつきタッチダウンを上げキックも成功し28対21と再逆転に成功した。しかしこの試合は1クォーター15分である。この時点で残り時間6分あまりまだまだ気を緩めることはできない。


相手QBにプレッシャーをかける#41中村、#84上原 めまぐるしい展開に気合をこめてチームを鼓舞するリンズコーチ


続くオービックの攻撃は3回連続してパスを失敗してパントに終わった。一方OS攻撃もオービックの堅守に前進を阻まれ3プレーでパント。残り時間7分2秒。ここから王者のプライドをかけた反撃が始まった。自陣11ヤードからランプレーを軸に、89ヤードを13プレーで前進しタッチダウンを奪われた。時間もたっぷりと使われ残り時間は1分46秒である。オービックはこのPATで2点トライを選択。確実にキックなら1点で28対28の同点でオーバータイムに入る確立が高いが、オービックベンチはここを勝負どころとみて一気に逆転を狙ってきた。この勝負はオービックがとり、2点コンバージョンを成功させ29対28と再々逆転された。


残り時間1分46秒で1点差スリリングな展開になってきた原 6キャッチ154ヤードの大暴れ。ルーキー吉野太郎


残り時間1分46秒点差は1点差。オービックのキックオフを#20杉原が自陣42ヤードまで返し、OSは最後の逆転を目指し攻撃を開始した。まずは#10小島のスクランブルで7ヤードを奪うと次はこの日絶好調の#80WR吉野が39ヤードパスをキャッチし、敵陣12ヤードへ、ここから#10小島のランと#31杉澤のランでゴール前1ヤードへ。そして最後も杉澤が1ヤードを突進しついにタッチダウンを奪った。PATは2点を狙ったがこれは失敗。34対29とふたたびリードを奪った。しかし残り時間を56秒残してしまった。最後のディフェンスに勝負を託す。オービックはノーハドル攻撃でパスを投げまくるが、痛恨のパスインターフェアもあり、18ヤードまで攻め込んできたがOSディフェンスバックも必死にカバーをし、最後はエンドゾーンで#24レジーミッチェルがインターセプトし60分の激戦に終止符を打った。
壮絶な殴り合い。ラストパンチは杉澤の1ヤードランだった。


オービック最後の猛攻をタックルする主将#52城ヶ滝 DB#23山下の絶妙のパスカバー


オービックのラストパスはレジーがインターセプト。 雨の中最後まで応援してくれたファンの皆様に感謝する主将


前半は一方的な展開になるかと思われたが、ピンチをチャンスに変え、王者オービックに対し正面から立ち向かい壮絶なオフェンス合戦に勝利したことは今後のオンワードスカイラークスにとって大きな財産になるであろう。また雨の試合であったが前回の課題であったボールセキュリティーも向上した。そして、なんと言っても最後まであきらめない気持ちが全面に出た好ゲームであった。厳しい状況でも多くの新人を起用し、彼らが期待に応える活躍を見せてくれたことも大きな収穫である。次はいよいよ決勝。相手は強豪鹿島、アサヒビールを撃破して勝ち上がってきた富士通である。2年ぶりの春の大舞台。もてる力をすべて発揮して、ファンの皆様に楽しんでいただきたい。


ヘッドコーチコメント

昨年のリベンジをすることができた。全員が最後まで集中し毎プレーやりきることで、チームが1つになってきた。細かい修正をして富士通に挑みます。富士通は能力の高いタレントがそろっており、オフェンス・ディフェンスともに1発でモメンタムを引き寄せる力があるので注意したい。毎プレー集中し激しいプレーをして必ず勝利を勝ち取りたいと思います。


試合後の選手の声

大逆転を演出したQB#10小島崇嘉

冨澤さんの怪我でスイッチが入りました。試合に向けて準備していたことがフィールドで表現できて良かったです。プレッシャーはありましたが1プレー・1プレーやりきることに集中しました。良かったプレーは3rddownでスクランブルして1stdownをとることができたこと。富士通はディフェンスが3−4で多彩なバリエーションなので、まずは落ち着いてパスを投げわける。いままでどうり毎プレー集中する。


6キャッチ154ヤードと大暴れのWR#80吉野太郎

練習からコーチ・ダンがプレーに対して良いイメージを作ってくれていたので、試合でも緊張せずに自分の仕事に集中することができた。社会人で初の公式ゲームで接戦を経験できたことは、非常にうれしかった。オンワードスカイラークスはみんなが信頼しあっている素晴らしいチームです。チームメイトの顔をみるとみんなが前向きでポジティブであることが伝わってくる。いい意味でライバルどうしで、刺激しあえる環境。富士通に対しては自分のスピードがどれくらい通用するか楽しみ、80番米山には負けたくない。



アワード
■オフェンスMVP #10QB 小島崇嘉
ラン7回55ヤード/パス16回投げ10回成功1TD 195ヤード 合計250ヤード獲得
#80 吉野太郎
6キャッチ154ヤード 最長47ヤード
ディフェンスMVP #24 レジーミッチェル
12.5タックル 1インターセプト
■スペシャルチームMVP #3福田奨&パントカバーチーム
5回で219ヤード、平均43.8ヤードとゴールラインぎりぎりでのナイスカバ


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