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2003秋期リーグ  

オンワードスカイラークス VS アサヒビールシルバースター


スコア
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
OS 6 2 7 9 24
アサヒビールシルバースター 7 0 0 0 7

得点経過
チーム名 OS アサヒビール
シルバースター
ファーストダウン 18 11
パス (試投-成功-インターセプト) 24-18-1 25-10-1
  (獲得Yds) 142 yds 167 yds
ラン (回数-獲得Yds) 41-214 yds 23-81yds
攻撃 (回数-獲得Yds) 65-356 yds 48-248 yds
反則 (回数-喪失Yds) 6-25 4-35
ファンブル (回数-喪失Yds) 2 - 0 1-1
フィールドゴール (回数-成功) 2 - 1 0-0


得点経過
背番号 氏名 回数 獲得距離 TD 最長
34 加畑 24 183 2 80
10 小島 9 39 0 14
13 富沢 8 -8 0 9


得点経過
背番号 氏名 試投 成功 INT 獲得距離 TD 最長
13 富沢 21 16 1 125 1 30
10 小島 3 2 0 17 0 13


得点経過
背番号 氏名 回数 獲得距離 TD 最長
19 山本 2 17 0 12
80 2 21 0 13
25 前田 2 9 0 5
81 2 10 1 7
31 安藤 2 39 0 30
88 福田 3 28 0 8
7 井本 1 3 0 3
34 加畑 3 27 0 13

試合コメント

オンワードスカイラークス(OS)がプレーオフファイナル6に進出するためには絶対に倒さなければならない宿敵アサヒビールスターシルバー(SS)との戦いは東京ドームでのナイトゲームでおこなわれた。試合開始1時間前には入場ゲートにファンの方々が列をつくり決戦の雰囲気は盛り上がってきた。フィールドにはぴりぴりと緊迫した空気が漂っている。 午後7時OSのキックオフリターンで試合は始まった。OSのリターナーは期待の新人#24レジ−ミッチェル、レジ−は9ヤード地点でボールをキャッチすると中央に突進し17ヤードのゲインを奪ったが負傷。波乱の幕開け となった。自陣26ヤードからOSが攻撃を開始した。

スタートランニングバックは#34加畑康弘選手。加畑はドローで一気に17ヤードを奪うと次のプレーでも中央を突きまたもや17ヤードゲイン。いきなりモメンタム(勢い、流れ)をつかんだOSはWR#80浦輝大のパスでSS陣12ヤードまで進むと3回連続して加畑のランでじりじりとエンドゾーンに近づくと最後は#13QB冨沢優一が#81WR神英幹へ絶妙のフェイドパスを決め最初のシリーズをタッチダウンで締めくくった。PATは失敗し6点に留まった。
WR#81神への見事なタッチダウンパス

続くSSの攻撃はQB金岡、RB中村のランWR橋詰、稲垣らへのパスでドライブをするが24ヤードまで攻め込まれた第3ダウン5ヤードOSラインバッカ−#99青木敬弘が見事にQBサックを決め窮地を脱した。

次のOSの攻撃はパントに終わり、シルバースターはワールドカップMVPランニングバック波武名を投入。波武名は2回連続して、ダウンを更新するとOS陣深く進入。反則で罰退し第3ダウン勝負にでたSSはロングパスを成功させ、タッチダウン。PATも決まり7対6と逆転された。
次のシリーズでは冨沢からTE#31安藤への30ヤードパスが成功するも、ペナルティやプレッシャーでパントに終わってしまった。

しかしこの後ディフェンスにビッグプレイが飛び出した。P#3福田将人の絶妙なパントにより1ヤードからのSSの攻撃の第2ダウンのランプレーに対しDL#95朝井勉がぺネトレートしエンドゾーン内でタックルを決め貴重な2点を挙げた。この2点が前半膠着した試合展開のなかで非常に有利に働いた。

絶妙なパントを蹴った#3福田将人 セフティを挙げた#95朝井勉


次の攻撃でOSはパスを中心とした攻撃で10プレーを費やし、敵陣12ヤードまで進んだがQBサックで下がり第4ダウンフィールドゴールを選択。37ヤードのフィールドゴールを試みたがSSにブロックされ25ヤードもリターンされてしまった。いっきにたたみ掛けなければならない状況で得点できなかったのは非常に残念であった。

しかしセフティ獲得で勢いに乗るOSディフェンスは絶好調で3プレーでパントに追い込む。
前半最後のOS攻撃では好調加畑、福田へのパスなどが成功するものの得点には及ばず結局前半は8対7の最少得点差での折り返しになった。

東京ドームロッカールーム内にダンリンズヘッドコーチの激が飛ぶ「ゲームはわれわれが支配している!後半に決着をつけよう!」この激に選手全員が力強く応えた!

後半はOSのキックオフで試合が始まった。SS金岡選手のスクランブルでロングゲインを許したがその後踏みとどまりパントに追い込む。OSはQBに#10小島を投入し流れを変えに行く。しかしSSディフェンスも意地を見せ、OSの第3ダウン1ヤードの攻撃をとめパント。

ここでOSにキックキャッチインターフェアの反則が発生し、SSにフィールド中央付近からの絶好のチャンスを与えてしまった。しかしこのピンチにOSディフェンスは一歩も後に引かずSS攻撃を3プレイでパントにしとめる

快足を飛ばす小島 激しいカバーをするパントチームの杉山、福田奨

次のドライブでOSが反撃に出る。自陣20ヤードからのOS攻撃は小島の足を警戒するSSディフェンスに対し、加畑のラン、浦、前田へのショートパスに小島のキープを絡めSSディフェンスに的を絞らせずSS陣39ヤードまで侵攻するも最後はパントになってしまった。しかしここで試合の膠着した流れを変えるビッグプレーが発生した。
パントカバーに向かったWR#88福田奨、DB#28杉山らの猛烈なプレッシャーにSSリターナーは思わずファンブルこれをOSDL#91曽我部が見事リカバーし、敵陣22ヤードで絶好のチャンスをつかんだ。ここで小島が自慢のスピードを生かし13ヤードゲイン。仕上げはこの日絶好調の加畑がタックルを振り切り9ヤードを走りきりエンドゾーンに走りこんだ。PATもきっちり福田将人が決め15対7とリードを広げた。ディフェンス、スペシャルチーム、オフェンスが一丸となって獲得した貴重なタッチダウンである。この一連のプレーで試合のモメンタムは大きくOSに傾いた。
ファンブルリカバーし祝福される#91曽我部

反撃を試みるSSはパス、ランを織り交ぜ8プレーを費やしOS陣40ヤードまで攻め込み第四ダウン残り5ヤード。
SSはパント隊形からトリックプレーでファーストダウンを狙うがOSLB#52城ヶ滝がまるでこのプレーを見透かしていたかのように落ち着いてタックルを決めSSの攻撃を寸断した。
いよいよ最終第4クォーター。OSはリードはしているが相手は金岡率いるSSまだまだ逆転される可能性もある。

次のOS攻撃は小島のランでゲインは奪うものの後が続かずパントになってしまった。しかしこの日好調のパントチームはSS陣7ヤードでボールを押さえSS攻撃を自陣深くに追い込む。
しかし意地を見せるSS攻撃は51ヤードのロングパスを成功させOS陣に侵入してきた。ここでパスを試みるSSQB金岡にOSDL#94矢部祐介が猛然と襲い掛かりブロッカーごと金岡をサック。大きく後退させ反撃を断った。

次のOS攻撃はQBに再び冨澤を送り込み止めをさそうと試みるがパントに終ってしまう。しかしまたもやパントチームが敵陣深くボールを押さえる。SSは金岡が連続してパスを試みるもOSディフェンスの猛烈なプレッシャーと粘り強いパスカバーによりパントを蹴るしかない。残り時間は3分37秒。SSにも焦りの色が見えるがOSもまだまだ安心できない。しかし次のOS攻撃でついにビッグプレイが飛び出した。まずWR#7井本圭宣が3ヤードパスキャッチし、第2ダウン7ヤード。WR3人を左側に出した隊形から冨澤は加畑にハンドオフ、加畑は突進してきたDLを華麗なステップでかわし、ダウンフィールドに突進。WR#81神のブロックにも助けられ長躯80ヤードを一直線に駆け抜けタッチダウン。待望の追加点を挙げ21対7と点差を広げた。

OLの空けた穴を抜ける加畑 フル加速すると誰も追いつけない

見事80ヤードタッチダウン  

SSは最後の反撃を試みパスを投げるが最後は新人DB#24レジーミッチェルが見事なジャンプからインターセプトを決め31ヤードリターンしSSの息の根を止めた。
残り時間2分19秒OSはこの日絶好調の加畑が総仕上げとばかりに連続してボールを持ち時間消費しながら前進し敵陣3ヤードまで進み、残り1秒を残しタイムアウトをとり最後は福田将人が20ヤードのフィールドゴールを決めた。
フィールドゴール成功を示すレフリーの両手が上がるのと同時に試合終了。強敵シルバースターを24対7と下した。

試合後マンオブザマッチに選ばれた加畑選手は「すべてをかけてこの試合に臨みました。最高の結果です。」と喜びの表情を見せていました。
これで開幕2連勝ですがまだまだ強敵との対戦が続きます。気を抜かずに行きますので引き続き熱いご声援をお願い致します。

次戦は10月5日(日)15:00 西武ドームにて対日産スカイライナーズ戦です。Xリーグ随一の切れのあるオプション攻撃と超攻撃的守備が看板のスカイライナーズ。今季絶好調のOSディフェンスがオプションをいかにとめるのか?
OSオフェンスは攻撃的守備にどのように攻略するのか。興味の尽きない試合です。ぜひ、生の迫力をご覧ください。
西武ドームでお待ちしております。
試合後マンオブザマッチの表彰を受け胸を張る加畑選手







アワード
■オフェンスプレイヤーオブザゲーム #34 加畑康弘
  ランで183ヤード パスで27ヤード 合計210ヤード 2タッチダウンを獲得。その獲得距離はチーム全体の獲得距離のおよそ60%。
■ディフェンスプレイヤーオブザゲーム #99 青木敬弘
  ソロタックル2回 アシストタックル5回 パス阻止2回 QBサック1回
■スペシャルチームプレイヤーオブザゲーム #88 福田奨
  パントカバーチームにて大活躍。パントされたボールを敵陣1ヤードで抑えるファインプレー、ビッグタックル1回 ファンブルフォース1回



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