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2003.05.25 パールボウルトーナメント準決勝  

オンワードスカイラークス VS オービックシーガルズ
試合コメント

パールボウルトーナメント準決勝
対オービックシーガルズ ゲームレポート
「同点でタイブレーク突入惜しくも敗戦!」


パールボウル準決勝の対戦相手は昨年度Xリーグ覇者のシーガルズ。今季新たなスポンサーを獲得し、意気上がる強豪だ。
コイントスではいつものようにシーガルズが後半の選択をとり、オンワードスカイラークスのキックオフリターンで試合開始。シーガルズキッカー喜田のキックを今季リターナーに定着したRB#34鎌田 が29ヤードの好リターンでOS自陣40ヤードから攻撃開始。RB#39石井・#33石川の連続ランで1stダウンを奪うと先発QB#10小島はパスを狙いドロップバックしかし、シーガルズDLにサックを喫する。 次の2rdダウンロングでシーガルズにオフサイドの販促があり、5ヤード前進。2回連続でWR#88福田にパスを通し続く3rdダウン7ヤードを残し再びパスを投げたがこれが痛恨のインターセプト。自陣35ヤードまでリターンされいきなりピンチを招く。しかしこの危機をOSキャプテン#21市川 DE#94矢部、#97高田らの激しい守備でパントに追い込む。次の攻撃で小島が自慢の剛脚を見せ、一気に36ヤードを獲得。次にRB#33石川が密集をつき5ヤードゲインしたところでタックルを受けファンブル。再度ターンオーバーで攻撃権を失ってしまった。この日は立ち上がりからOSにとって手痛いターンオーバーが続いた。次のシーガルズ攻撃で59ヤードのロングタッチダウンパスを決められ7対0と先制を許してしまった。とられたらすぐに取り返すのが鉄則だが次の攻撃ではシーガルズディフェンスの激しい圧力により2回のQBサックを与えてしまい、リズムをつかめずパント。第2クォーターに入ると両チームともディフェンスが踏ん張り膠着状態となる。OSもQBを富沢に変えるが、お互いにパントを蹴りあいじりじりした時間帯が過ぎてゆく。しかし第2クォーター残り3分51秒シーガルズ攻撃の3rdダウン13ヤードQB#16が投じたパスをディープゾーンに下がっていたOS LB#52城ヶ滝が見事にインターセプト。OSは敵陣40ヤードから絶好のチャンスを得る。前半残り時間は2分26秒。
ここからWR#86小谷に12ヤードパスを決め前進。しかし再び相手ディフェンスにサックを浴びてしまった。 第3ダウン24ヤード残り時間17秒という厳しい状況だったがQB#13富沢はタッチダウンを狙い、WR#81神にパスを投じた。
エンドゾーンぎりぎりで相手DBにパスをカットされたが、そのボールを空中で神がキャッチ。見事タッチダウンをもぎ取った。


画像 画像
シーガルズエンドゾーンに迫るOSオフェンス タッチダウンを喜ぶ神と前田

7対7の同点となり、ここで前半終了。前半はOSオフェンスにターンオーバーやQBサックなどが多く、神の幸運なタッチダウンで同点になったのは大きい。この運を後半に生かさなければならない。

後半はOSのキックオフで試合再開。シーガルズリターンを32ヤード地点で止めるとここからのシーガルズ攻撃をOSディフェンスがシャットアウト。シーガルズ得意のサイドスクリーンをマイナス1ヤードにしとめ パントに追い込む。このパントカバーでもシーガルズに反則がありOSは敵陣37ヤードと絶好の地域から攻撃開始。WR#86小谷・#81神らのパスで前進し、第4ダウンギャンブルでも小谷へのパスが成功し、一気に2ヤードまで前進。明らかに試合のモメンタムはOSに傾いている。ゴール前のチャンスにRB#34加畑が2回連続して中央を突進するがシーガルズ守備も踏ん張り、3rdのパスも惜しくも失敗。しかしここで新人キッカー#24大谷が19ヤードのフィールドゴールを決め10対7と逆転に成功。
その後は両チームとも守備ががんばりパントをけりあう。しかし、徐々にシーガルズのランが出始めてきた。 シーガルズはRB古谷、白木らのランを軸にドライブし始め第4クォーター最初にOS陣10ヤードまで攻め込み、第4ダウンにフィールドゴールを試みるが失敗。この後OS攻撃が3回でとまりパントを蹴り、攻撃件をシーガルズに渡し、第2ダウンシーガルズRBがするすると密集を抜け出すと43ヤードを走りきりタッチダウン。PATも成功し10対14と逆転された。
OS攻撃はいまだに沈黙している。次のシーガルズ攻撃は残り時間を意識してラン中心の展開だがじりじりと前進しOS陣21ヤードまでドライブしフィールドゴールを成功させ、10対17とリード広げられた。しかもラン中心で時間を使われ、残り時間は1分49秒。しかしここでついにOS攻撃が目覚め、QB富沢が#WR88福田に17ヤード・14ヤード・#25前田に5ヤード・13ヤードなどノーハドルから次々とパスを決め、 最後は今季成長著しいWR#86小谷へ11ヤードのタッチダウンパスを決めるとPATも#24大谷が成功させ残り時間39秒でついに同点に追いつく。残り時間をOS守備が守りきり同点で第4クォーター終了。
 
WR#86小谷の同点タッチダウン

大会規定によりタイブレークシステムで勝敗を決することになった。タイブレークは両チームが交互に25ヤード地点から攻撃をし、1回づつの攻撃を行いその時点で点数の多いほうが勝ちとなる。同点の場合は点差がつくまで表裏の攻守を続け、決着をつけるシステムだ。今大会初めてのタイブレーク突入に試合会場は興奮に包まれている。OSは今季3シーズン目だがタイブレークは始めての経験だ。しかし、シーガルズも過去タイブレークで勝ったことはないはずだ。


画像 画像
タイブレークを前に打ち合わせする須永コーディネーターと富沢。 水戸部・城ヶ滝らの守備陣

コイントスにより、シーガルズが後攻を選択。このシステムでは先に攻撃を止めたほうが圧倒的に有利になる。 なぜなら先攻のチームの攻撃を止めればFGで勝利。先攻がFGを成功させれば後攻は最低でもFGを成功させれば、同点で次の攻守に進むことができる。当然後攻のほうが精神的プレッシャーが少ない。
いよいよ、タイブレークがはじまった。OS攻撃のQBは富沢。いきなりWR#25前田に23ヤードパスをヒットし一気に敵陣2ヤードに進む。しかしゴールまで2ヤードの第1ダウンはパス失敗。続く第2ダウン 今日好調のWR#88福田に投じたフェイドパスはなんと痛恨のインターセプト。攻守が交代した。ここは OS守備にエンドゾーンを死守してもらわなければならない。シーガルズ攻撃は最初の攻撃でパスを失敗するとインターセプトを避けるためか徹底してランで攻めてくる。4回連続ランで1ヤードまで進むとQBスニークでエンドゾーンにもぐりこみタッチダウン。この瞬間OSのパールボウルトーナメントは終わってしまった。

画像 惜しくも勝利することはできなかったが、この試合も含め、春を通じて若手選手を多く起用し試合経験をつむことにより、選手層の強化を図ることができた。オフェンスではレシーバーの前田、井上、小谷。ランニングバックでは石川、鎌田、安藤、石井。OLは関野、野崎、南澤。ディフェンスではDLの曽我部、高田、小糸、早川、LB高橋、DB波多野、池田、キッカー大谷らが大いに成長し秋へむけ一層の飛躍が期待できる。
試合終了


スコア
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL OT
OS 7 0 0 10 17 0
オービックシーガルズ 0 7 3 7 17 6

得点経過
チーム名 OS シーガルズ
ファーストダウン 13 11
パス (試投-成功-インターセプト) 30 - 14 - 1 24 - 11 - 1
  (獲得Yds) 184 yds 120 yds
ラン (回数-獲得Yds) 23 - 6 yds 30 - 146 yds
攻撃 (回数-獲得Yds) 53 - 190 yds 54 - 266 yds
反則 (回数-喪失Yds) 5 - 25 yds 9 - 70 yds
ファンブル (回数-喪失Yds) 1 - 1 0 - 0
フィールドゴール (回数-成功) 1 - 1 2 - 1

得点経過
背番号 氏名 回数 獲得距離 TD 最長
33 石川 3 14 0 6
10 小島 4 11 0 36
34 加畑 4 -1 0 1
32 鎌田 6 9 0 3
39 石井 2 5 0 5
13 富沢 4 -32 0 2

得点経過
背番号 氏名 試投 成功 INT 獲得距離 TD 最長
13 富沢 26 11 0 154 2 42
10 小島 4 3 1 30 0 13

得点経過
背番号 氏名 回数 獲得距離 TD 最長
81 4 66 0 42
88 福田 4 48 1 17
86 小谷 4 52 1 18
25 前田 2 18 0 13
記録にはタイブレークは含まれません。



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